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うるま市と沖縄市で感染が確認された豚熱について、県は予防のためのワクチン接種を始めました。

県内での豚熱の感染は1月に確認されて以降、うるま市と沖縄市にある6つの農家で発生していて、約1万2000頭が殺処分されました。

県は豚熱の感染拡大防止に向け、ワクチン接種の準備を進め、けさ8時半ごろ、本島北部で接種が始まりました。

今回ワクチン接種の対象となるのは、沖縄本島で飼育されている約24万頭で、本島の北部と南部から接種を進めていく予定です。ワクチン接種にかかる費用について、初回は免除となりますが、2回目以降は手数料として1頭あたり160円が徴収されます。

また、県は沖縄の固有種「アグー」の純粋種を保存するため、本島で飼育されている純粋種のうち50頭をワクチン接種せずに離島へ隔離する方針で、3月中旬に移動が始まる見込みです。

豚熱のワクチン接種始まる