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年末に国が工期を12年、費用を9300億円かかると大幅に計画の見直しを発表した辺野古の新基地建設。玉城知事は2020年も阻止していく考えを新たにしました。

玉城知事は「辺野古新基地建設の断念を政府に強く求めていくとともに、基地から派生する諸問題の解決に全力で取り組んでまいります」と話していました。

玉城知事は、年頭のあいさつで、辺野古の新基地建設阻止に向け決意を新たにするとともに、継続している県と国の法廷闘争への意気込みを語りました。

玉城知事は「辺野古新基地建設問題について、私はかねてから対話による解決の必要性と重要性を繰り返し申し上げておりますが、政府による工事が現在強行されているということから、2つの訴訟を提起して県の主張が認められるよう全力を尽くしてまいりたいと思っております」と話していました。

初興しで、抗議行動を続けている人たちは「2020年1月1日、新しい年の元日。沖縄の平和の世を願って、まだ解決していない闘いの年が明け、初興しの日です。今年1年の闘いの日々を見守ってください」と祈りをささげていました。

その辺野古の浜には、元日から多くの人が集まり、新基地建設を止める闘いを今年も続けることを誓いました。この日はあいにくの空模様でしたが、雲の隙間から姿をのぞかせた初日の出に向かって、新基地建設阻止の決意を示していました。