沖縄と台湾、今では様々な分野での交流がありますが今回、初めてeスポーツで本格的な交流をしようと大会が企画されました。先月行われた台湾ラウンドの様子を沼尻キャスターが取材してきました!

沼尻キャスター「沖縄と台湾で行われるeスポーツの大会。台湾大会は多くの人が訪れるイベント会場のメインステージで開催され、その注目度の高さが伺えます」

台湾と沖縄で繰り広げられるeスポーツの大会「琉熱」。先月30日に行われた台湾ラウンドの舞台は、開催期間中600万人の来場者が見込まれるクリスマスイベント会場のメインステージ。

大会は4つのゲームタイトルで争われ、台湾ラウンドの優勝者は来年2月に行われる沖縄大会に招かれ台湾と沖縄のeスポーツNo1を競います。

「ぷよぷよ」台湾優勝者・Aclivさん「来年の2月まで時間がありますので、勉強して沖縄の人たちと戦います」

この大会はeスポーツを企画・運営する沖縄の企業「ザ・ウェーブ」とQABが共同で開催しているもので、沖縄と台湾がeスポーツで本格的に交流するのは今回が初めてです。

ザ・ウェーブ渋川浩史GM「日本でeスポーツがだんだんブームになってきていますが、それより先にeスポーツ先進国、アジアが盛んな中で、中でも台湾は市場的にもレベル的にも非常に高い地域。台湾のスタートから沖縄中心にアジア圏で展開していくというのが見えてきて、そこがすごくうれしいところです」

Qプラスリポート eスポーツでつながる沖縄と台湾

eスポーツの普及が進んでいる台湾。ひとたび試合が始まるとメインステージ前には子どもから大人まで多くの人が集まり、戦況に一喜一憂する姿が。この日はこのイベント会場を訪れた人は約10万人!

なぜ台湾ではここまでeスポーツ熱が高いのか。そこには地域をあげての取り組みがあったんです。

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台北市北部にある私立大学。そこにあるのがこちら。れっきとした教室の1つなんです。

台湾政府はおととし条例を改正し、eスポーツをスポーツ産業として推進していくことを決定。こちらの台北城市科技大学ではeスポーツ学科を設置し、現在200人余りが学んでいます。

台北城市科技大学・詹勳鴻博士「eスポーツ大会の司会者の養成や大会の企画・運営試合の解説や指導の訓練、もちろん選手としての訓練も含め、色々と豊富なカリキュラムとなっています」

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台湾でeスポーツ熱が高まる中で行われた「琉熱」。多くの観客が熱い視線を送る中、特に注目されたのが…

那覇市出身で東大卒という経歴を持つeスポーツ選手「ときど」。世界を舞台に活躍し、格闘ゲーム界では知らない人はいないほど。日本を代表するeスポーツ選手です。

ときど選手「外でやると色々な人に見てもらえるじゃないですか。僕らの世界はもっと外の人に知ってもらわないといけないので、良い試みだと思います」

「ストリートファイターV」のエキシビジョンマッチに登場したときど選手。その対戦相手は、台湾を代表するeスポーツ選手「Oil King」。世界の大会でもよく対戦することがあるという2人の試合は手に汗握る展開に。

試合ごとに水を飲み、目を閉じ呼吸を整えるときど選手。その姿はまさにアスリート。大接戦となったゲームを制したのはときど選手。集まった台湾のファンの前でその実力を披露しました。

ときど選手「あまり序盤は良くなかったんですけど、何とか最後に練習をしていたことを出して勝つことができた。こんないい場所でできるというのもあまりないので、色々な方々にちょっとでも僕らの格闘ゲームの世界を知ってもらえたらいい」

大盛況のうちに幕を閉じた「琉熱」台湾ラウンド。この波が来年2月、沖縄へやってきます。

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