29日、米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行したのを受け、河野防衛大臣は、日米同盟に影響を与えかねない、大変遺憾だと批判しました。

河野防衛大臣は「なにが例外事由にあたるかという説明もなく、こうして嘉手納で行われたということは(日米)同盟に影響を与えかねない、大変遺憾な出来事だと思っています」と話していました。

訓練が実施されたのは、29日午後6時40分ごろ。嘉手納基地では上空の機体からパラシュートで滑走路に降りる兵士たちが確認されました。

パラシュート降下訓練は、SACO合意によって、伊江島で実施することになっていますが、天候不良の場合は、例外的に嘉手納基地でも行うことが認められています。しかし嘉手納基地では、2019年に入ってすでに4回目で、地元では反発が高まっています。

嘉手納町の當山宏町長は「常態化をしてきたのかなということに対して大きな危惧を感じております」と話していました。

29日は、伊江島でも訓練が実施されましたが、兵士2人が着陸予定地を外れ、民間空港や畑に降りるトラブルも起きていました。こうした状況を受け、県では先ほど、沖縄防衛局の田中局長に対し、抗議しました。