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辺野古移設促進を求める意見書を提出へ

宜野湾市議会では、与党会派が普天間基地の辺野古移設促進を求める意見書の提案を検討していて、反対する野党と攻防が続いています。

意見書は与党会派・絆輝クラブなどが提案しているものです。日米両政府が辺野古を唯一の移設先としていることを理由に、普天間基地の辺野古移設、統合を促進するよう求めています。

宜野湾市議会・絆輝クラブの呉屋等議員は「今回の(結論に)至るまでには、苦渋の決断で、今回意見書を出すということだけをご理解いただければ」と話しました。

県民投票で、辺野古反対の民意が示されている中、地元中の地元である宜野湾市の議会が意見書を提出することに、野党会派は強く反発。与党会派の意見書に対抗し、辺野古反対の意見書を提出する方向で調整しています。

宜野湾市議会結・市民ネットワークの桃原功議員は「私たちはしっかり、辺野古への県内移設では解決しないと、いうことを意見書として対抗として出していく予定です」と話していました。

一方、松川市長は「辺野古移設のことだけが取り上げられてる。どちらかというと置き去りにされている思いが非常に強いものだったのかなと。(議員の)そう言った心情は、市長としても察知はせざるを得ないのかなと」話していました。

意見書は27日の宜野湾市議会最終本会議で提出される予定で、野党は、公明党などを説得し、賛成票の切り崩しなどをしています。