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3年前、名護市安部で米軍のオスプレイが大破した事件で、海上保安庁は、24日操縦していた人物を特定できないまま書類送検しました。

普天間基地所属のオスプレイは、3年前、名護市安部の集落から約5キロの浅瀬で大破し、乗員2人がケガをしました。海上保安庁は、米軍に捜査の協力を求めたり、現場の状況を確認したりして、事故の経緯や原因を調べてきました。

その結果、原因は、訓練中に空中給油機のホースがプロペラに当たったことで、機長が、オスプレイの速度を適切に保つ注意を怠ったと結論付けました。

しかし、時効まで3カ月を切る中、日本の捜査機関は、操縦していた人物を特定できなかったため、名前はわからないまま機長を、航空危険行為処罰法違反の疑いで那覇地方検察庁に24日、書類送検しました。