旧暦の8月8日に合わせ、県内各地で行われた米寿のお祝い「トーカチ」。同級生8人でこの日を祝ったご長寿たちを取材しました。

Qプラスリポート 幼なじみ8人でトーカチ祝い

ゆんたくに花を咲かせているのは旧平安座小中学校の同級生たち、全員、御年88歳です!

「(Q:これはどういう集まり?)蝗会(いなごかい)と言って、昭和7年生まれ年の人が集まっているわけ」

同級生たちの還暦を機に結成された、その名も「蝗会」。毎月、グランドゴルフ大会や模合を開いて、青春時代を一緒に過ごした仲間たちと25年以上つながり続けてきました。しかし、時がたつにつれて人数は少なくなり、いま、模合に参加できるのは8人だけです。

柴引清吉さん「喧嘩をしたり酒のんで集まったけれども、いつのまにか1人、2人と亡くなって。最近になって10人から8人が、むつまじい人間としての付き合いです」

そんな蝗会のメンバー。仲間と楽しい思い出を残したいと、米寿の祝い「トーカチ」をなんと自分たちで計画したのです。

新里朝秀さん「いちばん今元気なときに、この状態をみなさんに披露するのはトーカチが最終じゃないかなとみている」

8人でのトーカチ。果たしてどんな1日になったんでしょうか。

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同級生8人で迎えたトーカチ。

柴引清吉さんは、この蝗会の名づけ親です。幼少期の思い出にちなんだ名前を考えました。

柴引さん「私自身は平安座の田んぼの中でずっとイナゴを追っかけまわして。体験の話しと合わせてイナゴという言葉をくっつけて、自分勝手に作ったものです」

グループで一番、几帳面な柴引さん。毎月、手書きで制作している会報誌は200号を突破しました。

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かつて学校の校長先生だった柴引さんのもとには、久しぶりに会う教え子の姿も。。

教え子「今も変わりませんけど、とても優しい先生。(私が)風ひいてしまって、体調くずしたことがあったんですよ。診療所までおんぶしてもらいました。きょうはトーカチ本当におめでとうございます」

女性陣の衣装は、おしゃれ番長・前浜さんが生地から選び、特別にオーダーしたものです。

前濱幸子さん「宮古に注文して、取り寄せ。2カ月かかりました~。(自分では)73歳もまだ~っていうぐらい」

会場に集まったのは、主役8人の子どもや孫、親戚、あわせてその数、およそ370人!いよいよトーカチの始まりです。

祝いの席に欠かせないかぎやで風は石原さんの子どもや孫、18人が披露。そして母校の卒業生たちによる懐かしい曲も。久しぶりの校歌に当時の思い出もよみがえります。

新里さん「我々が88年生きてきた歴史にはいろいろありました。僕らにはイモの時代がありました、3食イモでした。そしてカンダバー、ヨモギ、ニガナ、そういうものが味噌汁に入ってました、そういう時代です。そういうイモの時代を越えて、我々8人は元気に今日の日をむかえたわけです。みなさんと一緒にお祝いできたことは大変喜ばしいことであり、現代風の言葉で言うとチョーうれしい」

たくさんの人から祝われたご長寿たち。終始笑顔がこぼれていました。

前濱さん「なにがあっても、絶対、変な顔しない。笑って暮らす、涙も出さない、笑い」

濱川季子さん「今まで子育てして結婚させて、それぞれの家族を持たせるまでは一苦労ではありましたけど、今は子どもたちに恵まれて幸せいっぱいです」

新里さん「いったん、これでいこうと言ったらみんな協力してくれる、これが蝗会のいいところじゃないかなと思っている。(Q:次の目標は?)やっぱり100歳ですね。その時も是非きてください」

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親戚と、仲間と一緒に祝ったトーカチ。蝗会の青春は、まだまだ続きます。