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有害物質「PFOS」などによる水源地の汚染の問題で、那覇市議会は9月2日、有機フッ素化合物の対策に関する意見書を全会一致で可決しました。

2日、開会した那覇市議会の9月定例会で提出された、水源地等の有機フッ素化合物の対策に関する意見書は、PFOSなどの有機フッ素化合物による水の汚染から市民の安全や生活環境を守るために、早急な対策を講じる必要があるとして提出されたものです。

この意見書では、土壌などの環境基準値や水道の水質基準値を設定することや、調査項目にPFOSなどを加えたうえで、アメリカ軍基地への立ち入り調査の実施、県や市町村が実施する調査や対策の費用を負担することなどを日本政府に求めています。

意見書は全会一致で可決され、今後、総理大臣や外務大臣など関係省庁の大臣に送られます。