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戦争中、アメリカ軍の潜水艦に撃沈された「対馬丸」の慰霊祭が25日、奄美大島の宇検村でありました。

学童疎開船「対馬丸」は1944年の8月22日、沖縄から長崎に向かっていましたが、アメリカ軍の攻撃を受け沈没。784人の児童を含む1484人が犠牲になりました。多くの遺体が流れ着いた奄美大島の宇検村、船越海岸には2017年3月、慰霊碑が建てられました。

大島安徳さん「見るに忍びないような惨状でしたよ。平和教育の尊さというのをね、やっぱりもっと広く知らしめていきたいもんだなあと思っておりますね。」

浦添中学校2年宮城蓮華さん「対馬丸のこととかをあまり知らない人に伝えていきたいなと思っています。」

慰霊祭には、関係者のほか、沖縄から16人の小中学生も参列し、平和への思いを新たにしていました。