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竹富島 来月から入島料徴収へ

年間50万人余りの観光客が訪れる竹富島で、自然環境の保全を目的とした入島料の徴収が9月からスタートします。

21日の発表会見には竹富町長や、公民館長らが出席しました。竹富島での入島料の徴収は2015年4月に施行された「地域自然資産法」によって行われるもので、全国でも初のケースとなります。

竹富島では復帰前後の本土資本による土地の買い占めなどに抵抗し、公民館が中心となって、土地の買い戻しなど、自然や文化を保全するため、独自の活動を続けています。

しかし、島民の負担は重く、活動資金にも限界があることから、今回の入島料の徴収となりました。料金は1人300円で竹富港ターミナルと、石垣港離島ターミナル内に券売機を設置して竹富町民や、島で働いている人などを除き、島に入る全ての人から協力金という形で、任意で徴収します。