モンゴルで幼い頃、孤児になった女性が沖縄にやってきたという話題をきのうお伝えしました。女性が来県した目的は県内の里親との11年ぶりの再会でした。空港で再会を喜び抱き合う女性はモンゴルから来たネレグイ・ドラムスレンさん(24)。11年ぶりの沖縄訪問です。

ネレグイ・ドラムスレンさん「久しぶりの人たちと会うために沖縄に来ました」

ドラムスレンさんが沖縄に来たのは里親との再会が目的でした。14年前ドラムスレンさんが10歳の頃、母が病気で亡くなり一人身となったことで孤児となりました。

孤児から医者に・・・モンゴル人女性が里親と再会

ネレグイ・ドラムスレンさん「小さいとき、お母さんと一緒に住んでいました。お母さんの身体は悪かったですから。(母親が亡くなって)寂しかったです」

ドラムスレンさんは県内の団体が運営を支援しているモンゴルのマンホールチルドレンなどを保護する孤児院で育ちました。その後、ドラムスレンさんは沖縄を含む、日本各地の”里親”の支援を受け学校に進学。「孤児や貧しい人を救いたい」という夢を抱き、大学は医学部に進学しました。現在は産婦人科で研修医をしています。

「今の姿を見てもらい、感謝の言葉を伝えたい」。11年ぶりの沖縄の里親ときょう再会しました。

孤児から医者に・・・モンゴル人女性が里親と再会

11年ぶりの里親との再会は南風原町にある料亭。料亭の経営者、金城さん夫婦がドラムスレンさんの里親でした。

金城さん夫婦とドラムスレンさんの出会いは14年前。孤児院の資金援助を目的として日本各地で開催したコンサートでした。

里親・金城京一郎さん「子どもたちをホームステイで預かってくれませんかということで(預かった)笑顔を11年ぶりに見たけど、当時のままで、面影がそのまま残ってる。医者を目指して、今、研修医しているらしいんだけど、これからが楽しみです。本当に大変な努力したんだなと思います」

ネレグイ・ドラムスレンさん「(再会して)本当にうれしかったです。私はこのとき(沖縄に来たとき)は本当に小さい。(金城さん夫婦は)初めてのお父さん、お母さんですから、(会うと)温かい気持ちになれる」

ドラムスレンさんには今、新たな夢があります。

孤児から医者に・・・モンゴル人女性が里親と再会

ネレグイ・ドラムスレンさん「(母親が亡くなって)寂しかったです。でも、太陽の子どもたち(施設名)は家族ですから、1人とは思いませんでした。産婦人科は本当に大変ですけど。大事ですから産婦人科医になりたいです」

モンゴルで親を亡くし孤児になった少女が人を助けたいという思いで医者になった、その背景には、多くの愛を教えてくれた里親たちの存在があったのでした。

里親・金城智子さん「おかえり、ドヤー(ドラムスレンさんのニックネーム)」

ネレグイ・ドラムスレンさん「ありがとう」