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女子サッカー・コザ高校

6月の県大会で優勝したコザ高校。地元開催枠で初めて全国の舞台に立ちました。

波照間瑞葵(みずき)主将「緊張はしているが試合を楽しみたい。」

コザの相手はピンクのユニフォーム、聖和学園(せいわがくえん)。相手は宮城県大会で去年のインターハイ優勝校をやぶり、東北大会も1位で沖縄に乗り込んできた強豪です。

その格上相手にコザは臆せず、体を寄せていきパスをつないで活路を見出そうとします。リズムをつかみたいところでしたが、先にエンジンがかかったのは聖和学園。

全国レベルのプレー、そして体の強さとテクニックを見せて次々に得点。コザは前半で大きくリードを許しました。

波照間瑞葵主将「途中できつい時もみんなの声が聞こえて、最後まで頑張ろうと思った。」

その気持ちに、前線では2年生、吉田巳栞(よしだ・みかん)がチャンスメイクを図り続けましたが、得点はならず、結局試合は7-0。コザの全国初挑戦はほろ苦いものとなりましたが、この経験をこれからの糧とします。

波照間瑞葵主将「この大会を通して、全国と沖縄のプレーの違いを知ることができて、これから(後輩)みんなで頑張ってほしいと思う。」

吉田巳栞選手「県内では追われる立場で、九州ではまだまだ追う立場なので、もっと努力してどこに行っても勝てるチームにしていきたい。」

男子サッカー・西原高校

かわっては県勢男子の試合です。県第2代表で青のユニフォーム、西原高校は、赤のユニフォーム、鹿児島の神村学園と対戦しました。

全国大会常連の実力校に真っ向から挑んだ西原でしたが、つぎつぎに得点を決められます。

その中後半29分でした。西原7番の伊佐響(いさ・ひびき)が相手ボールをカットすると、そのままシュート。1点をもぎ取りました。

試合には敗れましたが、西原は地元インターハイで意地を見せました。

玉城羽(たましろ・つばさ)主将「地元開催で勝とうという気持ちでやっていたが、差があったと思う。(冬の)選手権の全国大会に出られるようにやっていく。」

男子サッカー・那覇西高校

仲間の熱き声援を背に初戦へ臨んだ、県第1代表で赤のユニフォーム、那覇西高校。

0-0で迎えた後半の開始早々、右サイドからのチャンスメイク。相手ディフェンスを振り切り、ボールを中央へ。シュートで畳みかけましたが、得点はならず。

なかなかゴールが生まれない中、守備で流れを引き寄せようと奮起したのは、キーパー新垣凱斗(あらかき・かいと)。こちらも点は許しません。

チャンスはつくるものの、お互いあと一押しという展開が続いていた後半13分。相手キーパーにはじかれたボールから、カウンターを受けた那覇西。左サイドからの上がりに守備陣の戻りが間に合わず、そのまま持ち込まれてのシュート。

終わってみればこれが決勝点。那覇西も初戦で涙をのみました。

新垣凱斗選手「全国では通用していかない。(冬の)選手権に向け、切り替えの部分をしっかり頑張っていきたい。」