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沖縄の伝統空手をユネスコ無形文化遺産に登録しようと、国際剛柔流などの4流派が団体を立ち上げました。

沖縄伝統空手ユネスコ登録委員会東恩納盛男理事長は、「沖縄伝統空手をユネスコ無形文化遺産に登録したいということで、この組織を設立致しました」と報告しました。

10日、小林流など、沖縄空手4つの流派が記者会見を開きました。ユネスコ無形文化遺産登録を目指す沖縄空手ですが、ユネスコ文化財保護条約の中には、武道や武術などの枠はありません。

団体では、検討した結果、条約の第2条にある「社会的習慣・儀式及び祭礼行事」の条文に当てはめて、「武道」としてではなく「儀式」としての登録を目指すことにしています。実際、これまでには首里城などで演武を奉納しているほか、各地で演武会を開いているということです。

会では8月4日、国内外の空手家1500人による沖縄伝統空手儀式の演武大会も予定しています。