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登り窯から生まれた10人の作品展

昔ながらの技法を受け継ぐ「やちむん」。壺屋焼の展示会が那覇市で開かれています。

350年余りの歴史を持つ那覇市の壺屋焼。展示されているのは、まきをくべ、時間をかけて焼き上げる、登り窯から生まれた10人の陶工たちの作品です。

登り窯は、焼き上げる際にたくさん煙が出るため、壺屋では周辺に住宅が増えた1970年代から使われなくなりました。今回は、読谷などを拠点にする陶工たちの協力を得て実現しました。

壺屋陶器事業協同組合の金城吉彦理事は「思っていた以上に、良くも出れば、確かに悪くも出るが、計算がつかないというか、それがまた、魅力でもある。想像以上に出ると感動」だと話していました。

作品展は壺屋焼物博物館で7月8日まで開かれています。