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春と秋の叙勲 県のミスで文化関係受章者なし

2019年の春と秋の叙勲で、県の担当者が候補者の申請手続きを怠ったため、文化関係の受章者が不在となる事態になりました。

県は会見を開き、2019年の春と秋の叙勲に関し、担当職員が事務手続きを怠ったため、文化や芸能部門の候補者2人の推薦資料を提出できなかったことを明らかにし、謝罪しました。

毎年春と秋に選ばれる叙勲は、各都道府県が候補者を国に推薦し、閣議などを経て受章者が決まります。県によりますと県文化振興課は2018年6月、文化庁から春の叙勲の推薦を依頼されていましたが、選考が遅れ、期限までに推薦資料を提出できませんでした。

2019年1月になって、担当職員が国に資料を提出したいと連絡しましたが、すでに期限を過ぎていて受け付けできないと回答されたと説明しています。また秋の叙勲についても、候補者の受け付けが間に合わなかったことを明らかにしています。

事態を受けて玉城知事は「本県の文化芸術の振興に長年ご尽力されてきた文化関係者の受章機会の喪失を招いたことを重く受け止め、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。