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2019年5月17日、玉城知事が会見を開き、知事が掲げる主要な政策の1つ「万国津梁会議」を立ち上げ、5月30日に最初の会合を開くと発表しました。

玉城知事は次のように話しました。「委員のみなさまには、沖縄の置かれている厳しい状況や国際情勢の変化をふまえたうえで、在沖米軍の整理・縮小に向けた議論をお願いしたいと考えております。」

「万国津梁会議」は玉城知事の公約で、県内外の有識者を集め「人権・平和」や「教育・福祉」など5つのテーマを柱に議論します。初会合は5月30日で、アメリカ軍の基地問題に関する「人権・平和」の分野で辺野古の新基地建設問題や、海兵隊の駐留の必要性など基地の整理縮小について話し合います。

出席する有識者は、アメリカ・ジョージワシントン大学のマイク・モチヅキ准教授や、沖縄国際大学法学部の野添文彬准教授など5人です。

基地問題をテーマとする万国津梁会議は2019年度、4回程度開かれ、2020年3月末までに意見を集約する方針です。議論の結果について玉城知事は、自身の政策や県の取り組みに反映させたいとしています。