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全国児童虐待相談件数 沖縄昨年度減少も高止まり

県内の児童相談所に寄せられた2017年度の児童虐待に関する相談件数が691件に上りました。

厚生労働省が全国で行った調査の速報値によると、全国210カ所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は2017年度は13万3778で、過去最多となったことがわかりました。

虐待の内訳では心理的虐待が身体的な虐待を上回り、次いで育児放棄、性的虐待が続いています。

一方、県内での相談対応件数は691件で、2016年度を下回りました。県では「虐待の背景は一概には言えないが、性的虐待など通報しにくい事案もある。防止対策に力を入れたい」と話していました。

年に一度、県では児童相談所と警察とが連携し、対処訓練するなどしていますが、依然、虐待の件数は高止まりの傾向が続いています。