知事選の構図がいよいよ固まりそうです。

県議会与党会派の調整会議は先ほど、翁長知事の後継として玉城デニー衆議院議員に正式に出馬要請をしました。

24日、出馬の決断をせがまれ、苦笑いを浮かべた玉城デニーさん。

玉城デニーさんは「やっぱりお盆でご先祖様に報告したいなという思いがありますので、私もできるだけ早く会うべき方々に会って、色々なご意見も伺えるように、一生懸命取り組んでいます。ネックになっていることはないと思います。ただ、皆さんの気持ちが一致してスタートラインに立てるということが一番大切なんじゃないかなと思います」と話していました。

出馬に前向きながら、実は周囲の足並みの乱れを気にしていました。

翁長知事が残したとされる音声データが、ごく一部の関係者にしか開示されていないとして、会派「おきなわ」から候補者選考のあり方について批判があがっていたのです。

しかしこの問題も決着。赤嶺昇県議は「翁長知事を、国会議員としても、沖縄政治家としても一生懸命支えてきた。玉城氏の能力もしっかり評価しておりますので、その点で推薦決定」と話していました。

玉城さんの推薦は与党の全会一致で決まりました。照屋調整会議議長は「最適任者だという全員の声がまとまりましたので玉城デニーさんに正式に出馬の要請を行う」と話していました。

与党・玉城デニー衆院議員の推薦決定

これを受けて、調整会議の代表らは午後、沖縄市にある玉城さんの事務所を訪れ、正式に出馬を要請しました。

調整会議の照屋大河議長は「翁長雄志知事の遺志を引き継ぐ人、オスプレイ配備撤回、普天間基地の閉鎖撤去、県内移設断念の建白書実現に全力で頑張る人という選考基準を定め、本日玉城デニー氏に対して、調整会議として沖縄県知事選挙への出馬を要請するものです」と話していました。

玉城デニー氏は「しっかりと受け止めさせていただきます。ありがとうございまいした」と話しています。

玉城さんは後援会と相談したいと明言は避けながらも、出馬に前向きな姿勢を示しました。

玉城デニー氏は「翁長知事のあらゆる遺志を継いでいけるような、自分自身の中でもしっかりと深く胸に納めて決定していきたいと思う。私も(出馬を)真剣に前向きに考えていければと思っている」と話していました。

知事選 玉城氏に正式に出馬要請

スタジオには野島記者です。与党がようやく玉城さんに正式に出馬要請しましたね?

野島記者「県内ではきょうから旧盆に入りましたので、親族が集まる中で話題にも上りやすいことから、与党の調整会議もこのタイミングに間に合わせたかったものと思われます。一方の玉城さん本人は、これまで出馬に意欲は示しつつも、正式な表明はまだです」

正式な出馬表明はいつになりそうですか?

野島記者「玉城さんは、国政では自由党の幹事長を務めています。小沢代表との話し合いを重ね、後に重要になる組織的な態勢作りを詰めていて、正式表明は週明けとなるとみられています。野党自民党はすでに佐喜眞前宜野湾市長に一本化し、動き出しています。お盆明けに候補者が出そろい、知事選本格化となりそうです」