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新基地建設海域のサンゴに初の移植許可

新基地建設が進む辺野古の工事海域の希少なサンゴについて、県は16日、別の場所への移植を求めた沖縄防衛局の申請を許可しました。

移植が許可されたのは、今後工事が予定される海域に生息する絶滅危惧種「オキナワハマサンゴ」1群体で、県が新基地建設に関連した移植の申請を許可したのはこれが初めてです。

許可を受け、沖縄防衛局は3月1日までに移植を行うことになります。

移植は新基地建設を一歩進める作業のため、県はこれまで慎重に審査していましたが、今回許可した理由について「県の規則に基づいて適切に処理した」と説明しました。申請を不許可とした前例がなかったことも、判断に影響したとみられます。