上空飛行を否定 保護者「どうしようもない」

「最大限」飛ばないとしていた普天間第二小学校の上空でアメリカ軍ヘリの飛行が確認された問題が、思わぬ展開です。複数のカメラが上空の飛行をとらえていますが、アメリカ軍は飛行を否定しました。

保護者も言葉を失っています。12月の窓の落下事故以降初めて、アメリカ軍機が上空を飛行した普天間第二小学校。「最大限」可能な限り飛ばないとした約束が簡単に反故にされ、19日朝、普天間第二小の児童の保護者からは、不安の声が聞かれました。

保護者・女性「どうしたらいいのか…どうしようもないですね、何度も繰り返しだからね」保護者・女性「子どもたちの安全はやっぱり、簡単に守られたりはしないのかなと思ったりはしてますけど」

事故後使えなくなった運動場の使用再開を見据え、アメリカ軍機の監視態勢を整え始めた矢先の上空の飛行は、3人の監視員の目の前で起きていて、監視カメラの映像からも、明らかです。

しかしアメリカ軍は、レーダー追跡データや、パイロットへの聞き取りの結果、1機も学校上空を飛行していないと完全否定しています。小野寺防衛大臣は、このアメリカ軍の見解に反発。

小野寺防衛大臣「公開した映像にありますように、私どもとしては、上空を飛行したと確認していますので、その映像も含めて米側に提供して、再度確認をお願いしていると」

窓の落下事故を受けて普天間第二小に設置された監視カメラは4台。最も普天間基地のフェンスに近い運動場に1台と、敷地内の幼稚園に1台、小学校の屋上に2台が設置されています。

この映像が否定されるのであれば、監視カメラを設置した意味に大きな疑問符が付きます。

また翁長知事は「わずか1か月で(上空を飛ばない約束が)破られたことは、極めて残念といいますか、憤りというか」「米軍がレーダー等でそんなことはないというからには、ぜひそういったレーダーの航跡データというんですが、こういったものも公表して客観的に証拠を県民に示さないと、言葉だけで通り越してはいかんと、いう風に思っております」