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ニホンカワウソか?琉大研究者が対馬で発見

最後の目撃情報から38年。まさかの大発見かもしれません。絶滅したとされている「ニホンカワウソ」かもしれない動物の映像を琉球大学の研究グループが捉えました。

一瞬カメラ目線になった後、素早く立ち去る一匹の動物。2017年2月、ツシマヤマネコの調査のために、長崎県の対馬に設置されたカメラがとらえた映像です。

ニホンカワウソは毛皮目的の乱獲や環境破壊などの影響で、1979年に高知県で目撃されたのを最後に、その生存は誰にも確認されていません。

このカワウソがニホンカワウソかどうかは、この映像だけでは判別できないということですが、環境省では7月から対馬全域で追跡調査をしているということです。

琉球大学の伊沢雅子教授は会見で「対馬でずっと残ってきたということと、韓国から泳いできたという2つの選択肢、可能性としては五分五分で考えています。でも希望としては、対馬にずっと残ってきた個体であったらいいと思います」と話していました。