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2016年12月、名護市で起きたオスプレイの墜落事故に絡み、地元の名護市議会は30日、原因究明がなされないまま空中給油訓練が再開されたことに抗議しました。

沖縄防衛局を訪れたのは、名護市議会の仲村善幸副議長など13人です。

名護市議会では1月25日に、オスプレイの飛行訓練や空中給油訓練の再開に抗議する意見書と決議を可決していました。

意見書では、訓練の再開が「軍事優先、米国優先であり、県民、市民の生命、財産を踏みにじるような政府の姿勢は断じて容認できるものではない」と強く抗議しています。

翁長久美子市議は「原因究明がはっきりしてから飛行して下さいとずっと言っているわけですよ。それを飛行再開にしてしまっている」と抗議しました。

市議会の要請に対し、防衛局の職員は「安全対策を米軍側に引き続き求めていく」と従来の考えを示すにとどめました。