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名護市区長会 墜落事故で防衛局に抗議

オスプレイの墜落事故を受けて名護市の区長会の代表らが沖縄防衛局に抗議しました。

55の区からなる区長会の代表らは11日、沖縄防衛局を訪れ、事故に抗議し、オスプレイの配備撤回を求める抗議文を手渡しました。これに対し沖縄防衛局の担当者は、配備撤回については「考えていない。要請は伝える」と回答しました。

名護市区長会の山城照雄会長は、「空中給油訓練も始まっているので、我々区長会としては、抗議と言う形でしかできない。(国の対応に)あまり変化はないのかな」と話していました。

一方、墜落事故の原因が究明されないまま訓練を再開したアメリカ軍に対し、市民らが海兵隊司令部前で抗議集会を開きました。集会に参加した女性は、「説明されないうちに飛行再開なんて、悔しい思いです」と話していました。

参加した人たちは、墜落からわずか6日での飛行再開は、島を訓練場としかみていない占領意識の表れだと、アメリカ軍の対応に抗議しました。上空ではその抗議の声をかき消すように飛行するオスプレイが確認され、集会参加者は怒りをあらわにしていました。