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県議選(1)候補者の顔ぶれ01

県議会議員選挙が27日金曜日に告示されました。この週末も各地で選挙カーなどを見かけましたね。30日は全13選挙区、71人の立候補者をご紹介します。

糸満市区は定数2に対し新人2人を含む3人が立候補しています。

区割り変更で定数4となった島尻・南城市区は4つの議席を6人が争う激戦区です。立候補者6人のうち4人は新人です。

豊見城市区は、定数2に対し新人1人を含む3人が立候補しています。

県議選(1)候補者の顔ぶれ02

那覇市・南部離島区は大激戦区です。11の議席を18人が争っています。翁長知事を支持して自民党を除名された市議2人を始め、自民党の重鎮の後継など新人8人も乱立。誰が当選ラインに手が届くのか、最後まで目が離せない闘いとなってます。

県議選(1)候補者の顔ぶれ03

浦添市区も注目選挙区です。定数4に対し、7人が名乗りを上げました。自民、公明、社大がそれぞれ新人を擁立して混戦となっています。

普天間基地を抱える宜野湾市区です。定数3に対し与野党が新人を一人づつ擁立し、5人が争う形になっています。

県議選(1)候補者の顔ぶれ04

中頭郡区は、定数5に対し、新人2人を含む6人が立候補しています。

沖縄市区は定数5に対し6人が立候補しています。自民党が新人一人を新たに立てていて与党が議席を守れるか、野党が躍進するのか、注目されます。

うるま市区は定数4に対し、新人1人を含む5人が立候補しています。

県議選(1)候補者の顔ぶれ05

定数2の国頭郡区は、現職2人に加え、与党系前職と野党系新人の合わせて4人が立候補しています。

名護市区は定数2に対し、立候補者は2人。無投票が決まりました。

自衛隊の配備問題で注目される石垣市区です。自民党の現職に対し、与党の新人2人が挑む形となっています。

宮古島市区は定数2に対し、新人2人を含む3人が立候補しています。

今回の選挙の最大の注目点は、翁長知事を支える与党が過半数を維持できるかどうかです。

県議選(1)候補者の顔ぶれ06

こちらが現在の議会の与野党の勢力です。定数48、1人欠員なので、24人いる県政与党が過半数を確保しています。このため翁長知事は、予算や政策を確実に可決し、安定した県政運営を維持できました。

今回立候補したのは71人。与野党の構成はご覧のようになっています。与党系が37人、野党系が22人、中立の立場が12人。

翁長知事が与党多数を維持できるかどうか、今回の選挙結果が、今後の翁長県政の行方を左右することになります。

ただ、肝心の投票率はというと、他の選挙と同様、低下傾向に歯止めがかかりません。特に、2004年以降は50%台、前回は過去最低の52.49%まで落ち込んでしまいました。

せっかくの重要な一票、しっかり活用しましょう。

あすは注目選挙区のひとつ、「浦添市区」についてお伝えします。