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那覇市と琉球大学法科大学院が協定調印式

那覇市が進めている「性の多様性の尊重」への取り組みを法的にサポートしようと、那覇市と琉大の法科大学院が全国で初めてとなる協定を結びました。

城間市長「生きずらさを感じてらっしゃる方々に寄り添いつつ、人権問題と捉えている本市の取り組みが先にさらに進みますよう、お力添えをお願いしたいと思います」

同性カップルを結婚と同等の扱いと認める「パートナーシップ制度」7月の導入に向けて作業を進める那覇市。

一方で法科大学院は性の多様性の尊重に特化した授業の実施や、性の悩みについての無料法律相談へ向け準備を進めています。

琉球大学法科大学院吉﨑敦憲法務研究科長「幅広い人権感覚をもった法律家を育てあげる。ロースクール内部の就学環境も含めて、ロースクール全体として社会貢献の場も得ながらこの人権尊重の姿勢を示していきたい」

不動産や病院での面会といったこれまで同性カップルなど戸籍上の親族でない場合受けにくかったサービス。

今回の法的サポートによりパートナーシップ制度にどこまで盛り込めるのか検討が始まります。