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15-10-25-03

8月に粟国空港で起きた航空機事故を巡り、第一航空は25日、被害者への説明会を開きました。

この事故は、8月に第一航空の旅客機が滑走路を外れフェンスに衝突、乗員・乗客14人が軽傷を負ったものです。

第一航空では、事故からおよそ2カ月が経つ25日、およそ1時間、社内で調査した事故原因や補償内容について説明会を開きましたが、報道関係者には会場も明かされず、非公開でした。

参加した12人の被害者側からは、補償の内容や対応に戸惑いの声が上がったということです。

取材に応じた説明会に参加した被害者の女性は、「こういう事故に遭うのはみんな初めての経験なので」、「納得というか、戸惑いというんですか。今後どういう風に説明、話し合いをやっていったらいいのかという不安とかあるような」、「あとは個別に対応するという第一航空さんからの話」と話していました。

また、第一航空の木田準一副社長は、「通院されていない方もいるので、それを一律ベースをどこまで補償してくれるんだという話が出たが、そこは持ち帰らせてもらいたいと(伝えた)」

第一航空では今後、被害者に対して説明会は開かず、個別に対応すると話しています。