翁長知事「新基地建設は不可能」

翁長知事は9日に中谷防衛大臣との初会談に臨み「新基地建設は不可能」との認識を示し、建設中止を決断するよう求めました。

中谷防衛大臣は9日、県庁での会談で「どう考えても、やはり普天間を辺野古に移設するというのは唯一の解決策であると私は確信をしております」と述べ、安全保障上の沖縄の地理的重要性や、4月の2プラス2で確認された基地負担軽減策などに触れた上で、政府が進める辺野古への基地建設に理解を求めました。

これに対し翁長知事は「私は辺野古に基地を建設することは不可能であって、私どもは沖縄県として絶対に反対していきたいと思っている」と述べました。

また翁長知事は、過去の中谷大臣の発言に対しても「高飛車に聞こえ、県民の理解は得られない」と指摘しました。

会談後、中谷防衛大臣は「辺野古しかないんだ、仮にこれがまた再検討になりますとまた時間がかかってその行く先も不透明」と話し、また翁長知事は「(政府の)固定的な観念が変わらないのは、辺野古に基地が建設できると思っているんですよね。これが私たちの認識との大きな違いではないか」と話していました。

このあと中谷大臣は宜野湾市の佐喜眞市長とともに普天間基地などを視察。「(宜野湾市の)地域にお住いの皆様方の危険性の除去のために、さらにこういった(辺野古への)移転を1日も早くできるようにしていきたいと思った」と感想を述べました。

安倍総理や菅官房長官に続く今回の会談でも、両者の主張は平行線のまま終わりました。