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脳脊髄液減少症の治療費を町が独自に支援へ

3年前、西原町の小学校に通っていた男子児童が体育の授業中に頭を打ち、のちに脳せき髄液減少症と診断された問題で、西原町議会が治療費を助成する条例を議会に提案する見通しとなりました。

現在この児童は保険適用外の治療のため県外の病院に通っていて、治療費などは自己負担となっています。この事態を受け西原町は、全国の町村が加入する団体保険の適用を模索していますが、審査は必要な書類などを集めている段階で、長期化する見通しです。

18日の西原町議会で上間明町長は、保険会社の判断を待たず、町独自に治療費の支援を可能にする条例を議会に諮る方針を示しました。上間町長は「これを今後具体的に取り組みさせていただきたいということで、今議会で条例等の提案等もその中で検討すべきだろうと」と話します。

条例案の詳細はまだ明らかにされていませんが、保険適用外の治療費が給付される制度となる見通しで、早ければ3月24日の本会議に提案されます。