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12日辺野古沖で再開されたボーリング調査は13日も続き、午後2時半までに合わせて3箇所で調査を行っている様子が確認されました。

久田記者は「ボーリング調査再開から2日目となりました。あちらの沖合では、スパッド台船2基と、クレーンをのせた作業船が同時に作業を進めているのがうかがえます」とリポートしました。

12日、ボーリング調査が再開された辺野古沖では13日も台船での作業が続いていて現場周辺では基地建設に反対する人たちが抗議していました。

またキャンプシュワブのゲート前の座り込みは13日で250日となり、県の中断要請を聞き入れず進む作業に反発する声が上がっていました。

那覇市から来た女性は「(座り込みを)続けるしかないんじゃないですかね。訴えていくしかない。」同じく那覇市の男性は「沖縄に寄り添うとか言っているんだけど、これは言葉だけ言って、内実、実質的には全然これをやっていない」と話していました。

そして名護市民からは政府は、沖縄の民意に向き合うべきという声が多く聞かれました。男性は「とにかく県と国が一度あってもらってその中からいろいろ進めてもらいたいなという気持ちですね」と話し、女性は「沖縄の人たちの心を無視しないでちゃんと向き合ってほしいなという気持ちですね」と話しています。

一方、中谷防衛大臣は、13日の閣議後の会見で、翁長知事に対し、「もう少し国の安全保障を考えていただきたい」と批判し会談については、「会っていい結果が出ればいいと思うが、より対立が深くなるということでは、会っても意味がない」と現状、会う予定はないと語りました。