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15-02-19-07

火事や大規模災害が発生した時に、消防隊員らのサポートとして活動する地域の消防団ですが、沖縄県はその団員の数が、全国で最も少ないんだそうです。消防団員の数を増やすための取り組みを考える講習会が19日、那覇市で開かれました。

講師に招かれた愛媛県松山市消防局の岡本桂成さんは、より多くの市民に消防団に参加してもらうため、大規模災害の発生時限定で活動する「機能別消防団員」を10年前に全国で初めて立ち上げ、地域の郵便局員などを採用した経験を話しました。

松山市消防局総務課岡本桂成さんは「(郵便局員は)この家には高齢者が住んでいるとか、何人家族とか、ここの道路はこうであるとか知っていますから、そういう状況を即、対策本部に報告して頂くために採用を致しました」と説明。岡本さんは「消防団は地域の防災にとって一番大事な組織。その人の仕事に合わせた活動内容と、入団しやすく、活動しやすい環境作りが大切だ」と話していました。