南城市のサキタリ洞遺跡で、埋葬された可能性のある旧石器時代の人骨が見つかり、11日、報道陣に公開されました。人骨が見つかったのは、サキタリ洞遺跡ガンガラーの谷入り口付近の発掘現場です。

人骨は、仰向けに横たわった1体分の成人のもので、9000年前の土器が見つかった地層よりもさらに深い場所で見つかりました。関節がつながった状態で見つかったことや、体の上に複数の石が置かれていることなどから、死後に埋葬された可能性が考えられるということです。

県立博物館・美術館の山崎真治主任は「当時の人々が埋葬を行っていたかどうか、死者をどういう風に取り扱っていたか、また彼らの精神性など、そういう部分に迫る手がかりが得られたと言えるのではないかと思います」と話しています。

発掘調査を行った県立博物館・美術館では、13・14日に一般の人を対象に現地での見学会を開くことにしています。