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アメリカ海兵隊が、2018会計年度に普天間基地の滑走路の改修を予定していることがわかりました。アメリカ海兵隊が発表した2015航空計画によりますと、2018会計年度に、普天間基地の滑走路末端の「オーバーラン」と呼ばれる部分を建設することが明らかになりました。

オーバーランの長さなど詳細は明らかになっていません。日本政府は2019年2月までに普天間基地を運用停止状態にすることを目指すとしていますが、アメリカ側は従来通り、辺野古の新基地が稼働するまで、普天間基地の使用を継続する準備を進めているものとみられます。

また、早ければ2015年にも、嘉手納基地に次期主力戦闘機F35の格納庫を建設する計画も明らかになり、キャンプシュワブやキャンプハンセン上空を飛行できるよう、空域制限の改定も検討しているということです。

さらに、今後10年間の長期展望をまとめた別の文書では、オスプレイ訓練のため、沖縄県内の着陸帯を拡張することも明記されています。