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新基地建設に伴うボーリング調査が始まった名護市辺野古では、19日もキャンプシュワブのゲート前で市民らが基地建設反対を訴えました。

辺野古沿岸では19日もボーリング調査のための台船で作業する人の様子が確認されました。一方、ゲート前には基地建設に反対する人たちが集まり「工事をやめろ」などと抗議の声をあげました。

また、工事用資材を運ぶトラックがゲートに入ろうとした際に、市民との間で一時騒然とする場面もありました。

ゲート前に集まった人たちからは「新聞とかテレビで取り上げられている現場をぜひ息子にみせてあげたくて(現場に来た)。何か感じてくれるものがあるのかなと」「方法は分からないけど何とか止められないかと思って。まずは来てみようと思った」「ものすごい怒りがある。県内あるいは県外から結集すれば間違いなく止められるだろうと思う」「(今回は)防衛省のやり方がひどい。これは大変だと。何回も足しげく通う意思を固めました。通います」と話していました。

また、19日は連日の報道を見て初めて参加したという人も多く見られました。

京都からきた女性は「知らなかったのが恥ずかしいなという感じです。ずるいなの一言」と話し、九州から来た男性も「海を埋め立てるなんて、国民の財産を埋め立てて米軍基地をつくるなんて法治国家では許されない。ここに来てもらわないと分からない。ここまでひどい状況とは」と話しました。