性同一性障害の当事者で世田谷区議会議員の上川あやさんが20日に琉球大学で講演し、個人が尊重される仕組みづくりを訴えました。

上川さんは、世田谷区で300種類の行政書類にあった性別欄の廃止を訴え、6割を削除したことを話しました。

また、性同一性障害を巡っては徐々に法整備が進んでいるのに対し、同性愛については国会への提出もなく、置き去りとの声が上がっていると指摘し「一人ひとり無力じゃない。社会や行政機関に対し、要望を伝える権利がある」と訴えました。

講演会に訪れた那覇市保健所の仲宗根正医師は「彼らが何を望んでいるのか、きっちり吸い上げていく必要がある」と話し、講演会を企画した琉球大学大学院法務研究科の矢野恵美准教授は「どのような性のありかたであっても同じように法的な権利のある社会、日本をそういう風にしたい」と話していました。