戦争で息子や孫を失ったドイツ人の芸術家、ケーテ・コルヴィッツの作品展が、宜野湾市の佐喜眞美術館で開かれています。

作品展には、第一次世界大戦の頃に活動したドイツの女性芸術家、ケーテ・コルヴィッツの版画が展示されています。

戦争で息子や孫を失ったコルヴィッツは、ナチスドイツの政権下で作品の制作を禁止されましたが、死んだ子どもを抱えて泣き崩れる母親の姿や子どもたちを守ろうとする女性たちの姿を描き、戦争の醜さと人間の死を表現し続けました。

ナチスドイツの独裁政治が始まった頃に描かれた「死の呼び掛け」は、迫りくる「死」の恐ろしさを手で表現しています。作品展は7月14日まで開かれています。