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県は25日、シンガポールのチャンギ空港と直行便の就航などに向けた連携協定を結びました。県が海外の空港とこうした協定を結ぶのは初めてです。連携協定は、直行便の就航や貿易の促進などを目的に、沖縄県とシンガポールのチャンギ空港との間に結ばれるものです。

仲井眞知事は「もっともっとシンガポールそれからアジアと沖縄、日本の交通網が密になりますよう期待をしているところでございます。」と話し、チャンギ空港グループウォン・ウーン・リョン氏は「この協定により、沖縄とシンガポールの観光・ビジネス交流がさらに強化されると確信しております」と話していました。

チャンギ空港は、世界220の都市を結ぶ巨大なハブ空港として知られ、直行便が就航すれば、沖縄とシンガポールの飛行時間は、乗り継ぎなどを含めた現在のおよそ10時間から5時間ほどに短縮されるということです。

また、調印式には、世界10カ国から海外メディアも招かれました。そのひとりは「チャンギは多くの航空会社にとって主要なハブ空港です。オーストラリアなどからシンガポール経由で沖縄に来ることができる。大きな市場になると思います。」と話していました。

一行はこのあと、壺屋でのやちむん体験などにも参加。沖縄観光のお試しツアーを楽しんでいるようでした。