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沖縄を訪れている防衛省の西正典事務次官は、普天間基地の辺野古移設を適正に進めていくと述べました。

西防衛事務次官は18日宜野湾市で開かれる日本とアセアンの防衛当局次官級会合を前に仲井真知事を訪問。知事はアメリカ軍基地から派生する事件事故や基地の整理縮小などに具体的に取り組んでほしいとした上で普天間基地の5年以内の運用停止の実現を要望しました。

辺野古の海上座り込み闘争が激しくなった2004年から2年間那覇防衛施設局長を務めていた西事務次官ですが「引き続き取り組む」と答え具体的な回答はありませんでした。

西次官は「適正に(移設を)進めていくにつきるかと思います。長い流れの中で私が一部分を培うだけだと思っています」と話していました。

また、辺野古移設については、「地元の反対については閣僚から聞いている我々の仕事は実現に向けて進めるだけ」と述べました。