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名護市の稲嶺市長は13日、東京の外国特派員協会で講演し、普天間基地の移設に反対する市の姿勢を外国人記者に説明しました。

稲嶺市長は、2014年1月に2期目の当選を果たしたことや、知事の埋め立て承認に至る経緯などを説明し、県民は差別的な扱いを受けていると認識していると説明し「選挙の結果、民意を否定する、それは民主主義国家にとってあってはならないことだ」と語りました。

講演を聴いたフランスの記者は「これはとても複雑な問題です。軍事的、経済的、そして沖縄が多大な負担を強いられてきた歴史的問題でもあります」と感想を述べました。

稲嶺市長は2014年4月以降に訪米し、地元名護市の意向を直接訴えることにしています。