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普天間基地移設にかかる埋め立て申請について名護市は、19日、知事に埋め立てを認めないよう求める、市長意見案をまとめました。

名護市では、これまで埋め立て反対が多数を占める2500件あまりの市民意見などをもとに庁内の委員会で検討を進めていました。

稲嶺名護市長は「子どもたちに同じ思いをさせることのないよう自分たちに課せられたひとつの大きな課題として、拒否する」と話しました。

19日、取りまとめられた市長意見案では、公有水面埋立法などの要件を満たしていないこと、さらに環境保全策や事業の不適切性を指摘し、知事に埋め立てを承認しないよう求めています。

市長意見案は、22日に開かれる臨時議会での議決を経て、県に提出される予定です。