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会場に集まった色とりどりののぼりに、美味しそうな食べ物と見ているだけで楽しくなってしまいます。北は伊平屋島南は波照間島まで離島の魅力をたっぷり味わえる「離島フェア」が2013年も始まりました。

まるでレンガのような立派な黒糖に、香りまで美味しい揚げたてのかまぼこ。会場には、県内18の離島市町村から、普段、その島でしか味わえない自慢の味や伝統工芸品が並び、多くの人たちが買い物を楽しんでいました。

人口およそ400人の渡名喜島からは、完全無農薬で大切に育てられたもちきびが登場。2013年ももちきびファンが真っ先にこのブースを訪れ次々と買い求めていました。

こちらは、映画「ナビーの恋」の撮影舞台として知られる粟国島。地元の中学生たちが授業や放課後に集まって手作りしたというかりんとう入りの濃厚アイスは大人気で、大量に購入していく人もいました。

また最西端の与那国島からは10店舗が出展。フェアで売るための商品を積んだフェリーが那覇に向かう途中、座礁するトラブルがあり、商品が間に合わないのではないかと心配もありましたが、島を代表する60度の泡盛も無事にブースに並びました。

与那国のブースでは担当者が「荷物を全部作り変えて、ゆうパックで送った。この3日間ろくに寝ていないもんだから、やっとこういう風に飾ることが出来て喜んでいます。」と話していました。離島フェアは17日まで開かれています。

一方こちらは高校生が主役のイベントです。専門高校や特別支援学校の生徒たちが日頃の学習の成果を披露する県産業教育フェアが始まりました。

「僕らの技術が未来を変える輝け未来のスペシャリスト」をスローガンに始まった県産業教育フェア。会場には、ロープを編んでコースターにする「ロープコースター」作りの体験が出来るコーナーや、農林高校の生徒たちが育てた、無農薬の野菜の展示販売も行われています。宮古総合実業高校の食品科の生徒たちオリジナルのグルクン缶詰やレグ燻製は、なかなか手に入らないだけに人気です。

県産業教育フェアは、16日まで、那覇市の県立武道館で開催されています。