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普天間基地問題の原点を研究者たちが解き明かすシンポジウムが17日、宜野湾市で開かれました。

沖縄国際大学で開かれたシンポジウムでは、基地問題を研究するパネリストたちが、「沖縄に本当に基地は必要なのか」をテーマに、アメリカ海兵隊の抑止力やオスプレイの機能性を検証しました。

この中で、沖縄法政研究所の屋良朝博研究員が「海兵隊は沖縄でなくても当然機能するし例えば九州でも抑止力は全く変わらない。しかしメディアも含めて日本の言論空間ではそういった事実関係というのは全く論じられない」と批判しました。

また沖縄国際大学の前泊教授は、およそ50年前にアメリカ海軍が計画していた辺野古の新基地建設の青写真を紹介し、「当時、アメリカ軍は資金不足で実現できなかったが、いま移設の名のもとに夢の計画をただで造ろうとしている」と指摘しました。