※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

沖縄戦当時、看護要員として戦場へと動員され過酷な体験をした元ひめゆり学徒の生存者が、2日から一般の人たちを対象に講話を行っています。

この講話はひめゆり平和祈念資料館が多くの子どもたちに戦争の実相を知ってほしいと夏休み企画として行っているものです。

ひめゆり平和祈念資料館館長でもと学徒だった島袋淑子さんは、野戦病院で目にした悲惨な情景やつらい看護活動、目の前で友人を失った瞬間などの話を集まった人々に語りかけました。

島袋淑子さんは「私たち(戦争体験者)の思いが届きますように、平和のありがたさ、戦争の恐ろしさをわかってくれるようにと祈って話をしております」と話していました。

講話を聴いた人たちは「お話を聞いてすごく(戦争の)映像が蘇ってきて、本当に恐ろしいなと思いました」「戦争ってこんなにつらい思いなんだなということがわかりました」と感想を述べていました。

その他、会場ではひめゆり学徒の戦争体験をもとにしたアニメなども上映されています講話とアニメの上映は、今月11日まで行われています。