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2013年に入って早くも8回目の大臣訪問です。菅官房長官が、3日就任後初めて沖縄を訪れ、仲井真知事との会談に臨みました。

菅官房長官は、3日午前沖縄に到着し、仲井真知事と共に昼食をとりながら会談を行いました。会談は冒頭部分のみ公開されました。

菅官房長官は「総理は沖縄への投資は未来の投資だと、そういう思いの中で振興策を私共も出来る限り支援させていただきたい」と話しました。

仲井真知事は、那覇空港第2滑走路の早期完成などの振興策と、嘉手納基地より南の基地の返還時期のめどをつけることなど基地負担の軽減策を求めました。また、主権回復の日の式典については出席を求めるような話はなかったということです。

仲井真知事は(説得されたのか)という質問に「いやいや全然ありません」「招待状というか招聘状が来てますから、10日までに返事することになってますから、それまでに考えて決めたいと思っております」と話していました。

このあと普天間基地視察のため宜野湾市役所を訪れた菅官房長官は「軍事施設撤去、県内移設反対」といった抗議の声の中、市役所内へ入っていきました。

市役所の屋上で菅官房長官は佐喜真市長とともに説明を受けながら普天間基地を視察しました。その中で佐喜真市長は「普天間基地の返還は17年前に合意がなされているが街中にある危険な状況はいまだに改善されていない」と官房長官に伝えました。

視察は、およそ20分間で、官房長官は抗議の声の中、次の予定の場所に向かいました。