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政府は29日の臨時閣議で来年度の予算案を決定しました。沖縄振興予算はほぼ概算要求通り、3001億円が盛り込まれました。

沖縄振興予算の総額3001億円のうち、沖縄以外では2013年度から廃止される一括交付金は、2012年度より39億円増えて1613億円となりました。

また懸案となっていた那覇空港の第2滑走路建設事業は、仲井真知事の強い要望を受け、概算要求を大きく上回る130億円が計上され、工期も当初の7年から5年10ヵ月に短縮される見込みです。

今回の予算案について、仲井真知事は「本県の要望に配慮がなされたものと感謝している」とコメントしています。政府としては、難航する普天間問題を背景に、沖縄振興予算で最大限の配慮を示した形です。