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うるま市の原油流出事故で、周辺地域から有害物質のベンゼンが検出されている問題で17日、乳幼児を対象にした健康診断が行われました。

健康診断は、平安座島など周辺地域の小学生以下の子どもおよそ100人を対象に実施され採血や尿検査のほか、医師による問診が行われました。

子どもを診断に連れてきたという男性は「特にそこまで心配はなかったんですけど、事が大きくなっているので、一応診察は受けておこうと思ってきたんですけど」と話していました。

また、沖縄ターミナルの総務グループ奥本晋グループリーダーは「まず異常があるかどうか見て、そこからさらに詳しい検査をしていくという流れになっていくと思います」と話していました。

2012年12月に行われた小学生以上の住民を対象にした健診では180人以上に再検査や経過観察が必要との健診結果が出ています。

事故を起こした沖縄ターミナルでは、事故との因果関係について、「3カ月後に予定している2回目の健康診断の結果を合わせて、判断したい」としています。