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こんばんは、ザ・スポーツです。きのう行われた宜野湾車いすマラソン。大会最年少でハーフマラソンに出場した高校生を取材をしました。

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フルマラソン日本記録保持者、洞之上浩太(ほきのうえこうた)。北京パラリンピック銀メダリスト上与那原寛和。日本を代表するトップ選手も集まったぎのわん車いすマラソン。16歳以上が参加するハーフマラソンに年齢制限が解けハーフ初参加となった新星がいました。

城間圭亮選手「(将来の目標は)パラリンピックで金メダルを取ることです」

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宜野座高校2年城間圭亮くん。すでに県外大会ではハーフマラソンを経験する彼は、去年の全国ユースではハーフで3位、10キロの部は準優勝に輝きました。

下地隆之コーチ「負けず嫌いですよね、本当に」

二分脊椎症のため生まれつきヒザから下が動きませんが、負けず嫌いの性格が功を奏し上半身を鍛え抜きました。

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城間選手「(逆立ち腕立て)8,9,10、OK、死ぬかと思った」

クラスの仲間も彼の実力に一目置いています。

クラスメイト「なんかすごいっす、(腕が)自分たちの足みたいなようで」

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クラスメイト「腕相撲も勝てないですね、すごいです」「学ランがこんなぴちぴちの人初めて見ました(笑)」

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城間くんの目標は、10月の大分国際車いすマラソンで出した自己ベスト57分31秒を切ることです。

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試合は日本記録保持者ロンドン6位の洞之上がレースを引っ張る展開。ゼッケン43番スタートの城間くん。スタート順に恵まれませんでしたが徐々に順位を上げていきます。

他の選手が風を遮るため、グループの先頭での走行を避ける中、城間くんはあえてその先頭に立ちます。

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城間選手「自分が目指しているのは自己ベストなので、自分から前に進んで自己ベストを狙おうという気持ちで」

下地コーチ「圭亮、あと1周!」

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地元の声援も彼を後押しします。

城間選手「内地でやる大会よりも本当に声援が大きく聞こえるんですね、本当に自分の車いすが早く進んで」

タイムは57分19秒(12位)の自己ベスト。夢へさらに一歩近づくレースとなりました。

城間選手「(優勝した洞之上選手を)自分もこういう選手になりたいという気持ちで見ていました」「もっともっと強くなって上位の選手についていけるように練習を頑張っていきたいと思います」

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自己ベストを更新し続ける城間くんですが、まずは来年マレーシアで開催されるアジアユース大会の日本代表を入りを目指すということです。頑張ってほしいですね。以上、ザ・スポーツでした。