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高校進学と同時に親元を離れなくてはならない離島の子どもたちの支援について考えるシンポジウムが11日に那覇市で開かれました。

このシンポジウムは高校のない離島を多く抱える沖縄の現状を踏まえて、教育支援の在り方を探ろう開かれました。

この中で2人の子どもを沖縄本島の高校に進学させている北大東村の知花実さんは、仕事を3つも掛け持ちして学費や生活費を工面している現状を述べ、金銭的な負担を解決してほしいと要望しました。

一方、自身も15歳で高校進学のため親元を離れたという粟国村出身の新城勝宏さんは「当時は寂しかったが今は、人より早く自立し、成長するチャンスを得たのだと思っている。離島出身であることを誇りに思いたい」と振り返りました。