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7月3日宮古島市の与那覇湾が国際的に重要な湿地として「ラムサール条約」に登録されたことを受けて宮古島市の下地長が13日県庁を訪れ登録を報告しました。

広大な海草藻場が広がる与那覇湾はシギやチドリなど多くの渡り鳥の飛来地として2011年には国の鳥獣保護区に指定されました。そして今回、国際的に重要な湿地として認められ県内では5番目にラムサール条約に登録されました。

7日、ルーマニアで開かれた登録認定授与式に出席した宮古島市の下地敏彦市長は「宮古島の素晴らしい環境を世界にPRできたと」上原副知事に登録認定を報告しました。

上原副知事は「与那覇湾が世界的に認知されてとても喜ばしい。今後は沖縄全体で環境への先駆的な取り組みを考えないとならない」と述べました。下地敏彦市長は「自然というのは海だけじゃなく陸も一緒になった形でしか保護できない島そのものも含めた環境保全をしていきたい」と話します。

ラムサール条約の登録を受けて8月4日には与那覇湾の保全と利用を考えるシンポジウムが宮古島市で開かれます。