※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

琉球王府の絵師たちが描いた絵画を紹介する企画展が、6日から首里城で開催されています。

開園20周年を記念し、4部連続で開催されるこの企画展。会場には、17世紀前半に、王府の絵師・自了によって描かれ、現存する琉球最古の絵画といわれる「白澤之図」など、17点が展示されています。

担当者によりますと、琉球王府の絵師は漆器のデザインなども手がける、現在でいう産業デザイナーのような存在だったということです。首里城公園事業課の上江洲安亨さんは「こういうような絵を描いていた人たちが、美しい琉球漆器や紅型の模様も描いていたということで、ぜひ、彼らの絵の方を見て頂きたいと思いまして企画しております」と話していました。

この企画展は9月5日までで、次回第2部では「琉球の漆工芸」展が開催されます。