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北朝鮮の「衛星」打ち上げに備え田中防衛大臣は地上配備型迎撃システムPAC3を沖縄本島と石垣島に配備する方向で検討に入ったことを明らかにしました。

田中防衛大臣は21日の朝、記者に対しで「具体的な話は今意見交換中だが、そういうことも検討の中に当然入っている」と話しました。

北朝鮮がIMO国際海事機構に行った事前通報によりますと「衛星」は石垣島など先島諸島の上空を通過する見通しで、「衛星」を運ぶミサイルは3段式と見られます。

このため政府は「衛星」が故障などで軌道を外れたり、部品の落下に備えて沖縄本島や石垣島にPAC3を展開する方向で検討に入りました。またイージス艦の配備も検討していて、今後具体的に調整を進めることにしています。

田中防衛大臣は3月30日、31日の日程でに沖縄を訪問し知事と会談する予定でその際、PAC3配備への理解を求めるものと見られます。